「近現代史のための施設」構想の先行実施の予算化

20日の朝日新聞には橋下市長の進める「近現代史のための施設」構想について久しぶりに記事が載っていました。橋下市長は、来年の戦後70年の節目に向けて大阪市は一部先行展示の形で進めようとしているようです。報道によれば、展示会開催は来年の夏頃。場所は市立美術館などの既存施設の一部になる模様。

新聞には載っていませんが、テーマは「東京裁判」です。
「東京裁判」への評価は、新しい歴史教科書をつくる会を最初に分裂させたテーマであり、
親米右派と民族派右派とが対立するテーマです。
「東京裁判」をどのように展示するのでしょうか。

5月市議会には今年度予算で約2000万円が計上されようとしています。
今年度中に「東京裁判」展示の展示イメージの詳細化、ビジュアル化、展示物の設計などの経費です。どのような内容になっていくのか、監視の目を強める必要があります。

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以下、今日の朝日新聞記事です。

来夏に近現代史展示会
 橋下市長 施設開設へ反応探る

大阪市の橋下徹市長は、旧日本軍慰安婦問題や東京裁判といった歴史認識が分かれる近現代史に焦点を当てた展示会を開く方針を固めた。市立学習施設の設置に向けた環境整備が目的で、来月2日開会の市議会に提案する今年度補正予算案に設計費など約2千万円を計上。来年夏ごろに展示会を開き、反応を探ったうえで2016年度中にも学習施設の開設を目指す。
 学習施設は尖閣諸島問題や南京大虐殺など歴史観や事実認定が分かれるテーマを取り上げる。日本だけではなく中国など関係国の文献や映像、模型も展示。明治から現代までの年表を示したうえで、多面的な見方を伝える狙いがある。
 展示会ではこうした内容の一部を提示。期間中にシンポジウムやアンケートを通じて市民の意見を聞き、15年度までに学習施設の基本計画を作ることとした。橋下氏はこれまで「中国などに比べ、日本の子どもは近現代史をしっかり勉強できていない」と指摘。「いろんな歴史的な事実、史実、いろいろ対立する意見があればしっかり出して、一つに偏らないような形で学べる場をつくっていきたい」と表明してきた。
 学習施設として、市は市立美術館(天王寺区)など既存施設の利用を検討。総監修役として政治学者の北岡伸一・国際大学長を起用した。展示会は、施設の設計には多様な意見を反映する必要があるとして北岡民らが提案したものだ。
 市関係者の一人は「前例のない施設なので論議を巻き起こすかも知れない。まずは展示会で世間の反応を探りたい」と話す。今年度中に展示会のテーマや開催場所、具体的な展示方法を決める。
 一方、大阪都構想をめぐる政党間の対立をきっかけに、橋下氏と市議会各会派との対立は深まっている。橋下氏が主導する近現代史の施設構想を巡る予算の審議は難航も予想される。
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