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自民主催八木氏勉強会に抗議声明(横浜)

横浜からの情報です。

6月22日、自民党横浜市支部連合会と自民党横浜市議団が、育鵬社の歴史・公
民執筆者である八木秀次を講師に招き、歴史・公民の教科書勉強会を市役所で開
いたことが報道されました。
7月5日、当連絡会は、この件について以下の抗議声明を発表し、上記3者に届
け、本日新聞報道されましたのでご報告します。

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自民党市連・市議団主催の「歴史・公民教科書の勉強会」に関する抗議声明

                       2011年7月5日
                      横浜教科書採択連絡会

 自民党横浜市支部連合会と市議団が、中学校教科書採択期間中の2011年6月22
日、歴史・公民教科書の勉強会を横浜市役所内で開いたとの報道があった。講師
は、現在採択が行われている対象教科書のうち、育鵬社版の中学校用歴史および
公民教科書の事実上の発行者である「日本教育再生機構」の責任者(理事長)で
あり、なおかつ歴史・公民教科書の執筆者でもある八木秀次・高崎経済大学教授
である。

 教科書採択にあたっては、毎年度、文部科学省から宣伝行為等について公正確
保のための通知がだされ、教科書協会が「教科書宣伝行動基準」など宣伝に関す
る規制を設けるなど、関係者に対しては、採択手続き、宣伝に公正を期すことが
厳しく求められている。
 特に、発行者や執筆者に対しては、「採択期間中において、教科書に関する講
習会又は研修会等を主催せず、原則として、関与しないこと。また、同期間中に
おいて、編著作者をこれらに関与させないこと。」などの規制を行っている。
 採択期間中の教科書の発行に関与している八木氏が、教科書をテーマにしたこ
のような形式の講演依頼を受けるのは、通知の趣旨を骨抜きにし、実質的に採択
の公正性を侵害するものである。今回の行為は、編著作者として余りにも軽率と
言わざるをえない。

また、報道によれば、八木氏は講演において、他社教科書を具体的に示し、比較
して他社の問題点を指摘したとのことである。事実であれば、これも独占禁止法
第2条「不公正な取引方法」として文科省通知で示されている他社の教科書の中
傷・誹謗に実質的に該当する行為である。

主催した自民党横浜市会議団は、市議会議員で構成され、採択を行う横浜市教育
委員会の教育委員の任命承認、教育委員会予算などに、議会第一党として直接関
与することができる。しかし、教科書採択など教育の内容に関しては、介入して
はならないのは当然である。したがって議会議員は、教育の独立性を侵害するこ
とのないよう、公平性、公正性に充分配慮し、一般市民以上に厳しく自らを律し
なければならない立場にあるはずである。
にもかかわらず、採択期間中に、特定の教科書執筆者である八木氏を講師とし、
採択対象教科書について講演を行わせ、他社教科書との比較・批判を述べさせた
のは、特定の教科書の宣伝行為と他社教科書攻撃に他ならず、八木氏の教科書宣
伝に関する規制違反を疑われる行為に加担したのも同然である。

さらに報道では、主催した斉藤達也市議が「広く教科書について学ぶのが目的で
人選した。」と述べているが、「広く教科書について学ぶ」というなら、もっと
客観的に人選すべきであり、特定の教科書の関係者だけをよんで講演させたのは、
「広く教科書について学ぶ」には該当しない。
発言通りの意図なら、教科書執筆者や作成団体の人間ではなく、彼らの教科書の
支持者とその教科書の批判者の両方を招いて話を聞くなど、公平性を担保した形
式で行うべきであろう。
八木氏だけを招いて話を聞いたのであれば、特定の教科書(育鵬社)の宣伝の場
を、市役所内という公共の場を使って、市議団が提供したことになり、公職にあ
る市議会議員(団)が行うべきことではない。

当連絡会は、育鵬社の発行関係者である八木秀次氏による、このような教科書採
択の公正を揺るがす不当な行為を許すことはできない。
また、自民党横浜市支部連合会と自民党横浜市会議員団が、採択期間中に特定教
科書の宣伝の場を提供し、他社批判を放置したことは、議員という立場から極め
て軽率であり、責任と自覚の欠落した行為といわざるを得ない。

横浜市民として、八木秀次氏及び自民党横浜市支部連合会と自民党横浜市会議員
団に抗議するとともに、二度とこのような行為が行われないよう求める。
また、横浜市教育委員会が、このような不当な行為に影響されることなく、公正
に教科書採択を行うことを望むものである。
以上
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<抗議声明の新聞記事>

●市民団体が自民横浜市議団などに「特定の教科書宣伝の場提供」とする抗議声
明/横浜(神奈川新聞)
2011年7月6日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107050041/

 今夏の中学校教科書採択を前に、自民党横浜市議団と同党横浜市連政務調査会
が教科書執筆者を招いた勉強会を開催したことに対し、市民団体「横浜教科書採
択連絡会」(事務局・佐藤満喜子さんら)が5日、「特定の教科書の宣伝の場を
提供した」とする抗議声明を出した。

 声明文は、複数の社の教科書執筆者を招くなどして「公平性を担保した形式で
行うべきだった」などと指摘している。

 一方、市議団の佐藤祐文団長は「勉強会を開いただけで、抗議を受ける覚えは
ない」としている。

 勉強会は6月22日に開かれ、「新しい歴史教科書をつくる会」の元会長で、育
鵬社の歴史・公民教科書執筆者の八木秀次さんが講演。市民や市議ら約150人
が参加した。

●朝日新聞 7月6日朝刊神奈川版 にも記事が掲載されています。

<自民党勉強会の記事>

朝日新聞  2011年6月23日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001106230003

神奈川新聞 2011年6月23日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106230002/


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