6.13大阪市教委との「協議」の報告

6月13日、私たちは教科書アンケート疑惑に関する大阪市教委交渉(市教委は「協議」と呼びます。)を行いました。交渉には26名が参加してくださりありがとうございました。東京からは高嶋伸欣さん(琉球大名誉教授)も駆けつけてくださり、大阪市の教科書アンケート疑惑が全国的な関心事であることを明らかにすることができました。

5月19日の大阪市会・教育子ども委員会の場で大阪市教委の真相究明の報告が、きわめていい加減なものであることが明らかにされ、私たちが提出した「第三者委員会の設置を求める陳情書が採択されました。6月8日の教育子ども委員会で市教委は、「新資料」が出てきた場合.それも第三者委員会に渡す約束をしました。

今回の交渉で私たちは、大阪市教委が調査の過程で意図的に取り上げようとしなかったフジ住宅内部資料を中心とした「育鵬社採択事件にかかる新資料」を提示し、第三者委員会に提出することを求め、確認することができました。
また、市教委が教育子ども委員会で行った調査報告のいい加減さを厳しく追及し、想像以上の杜撰さを明るみに出しました。
以下、市教委交渉の交渉です。

*************************************
6.13大阪市教委との「協議」の報告

教育委員会:斉藤(総務課)、東川(総務課)、平田(中学校教育担当)、田中(中学校教育担当)
「大阪の会」関係者:26名

【1】第三者委員会に対する要請

(1教育委員会は「育鵬社採択事件にかかる新資料」を第三者委員会に提供し、同委員会委員一人一人に同一資料を渡すことを確認。

(2)以下の要望を第三者委員会に伝えることも確認。後日文書化し提示する予定。
 ○第三者委員会の会議を公開とすること。
 ○「新資料」に基づいてフジ住宅を調査対象とすること
 ○「新資料」に出てくる育鵬社社員、副編集長などを調査すること。
 ○その際、文部科学省へ協力を求めること。
 ○「陳情書」を提出した市民団体へのヒアリングを行うこと。

【2】第三者委員会や市教委「調査報告」に関するやりとり

1.第三者委員会の設置について

◇第三者委員会は、教育委員会総務課(担当は谷口係長)と人事室が担当する予定。第三者委員会は、「できる限り早く立ち上げる」ことを確認しているが、スケジュールなどは未定。現時点では何も答えられない。設置に向けた進捗状況などは電話で「大阪の会」に伝える。

2.大阪市教委の育鵬社への聞き取りについて

◇大阪市調査で、育鵬社への聞き取りを行ったのは平田指導主事。4月25日、平田指導主事は、育鵬社内に「大阪市では教科書アンケートを重視」という情報があったかどうかを電話で問い合わせた(15分程度)。育鵬社の山下某(名前と所属不明)から「なかった」と電話回答(7分程度)があり報告書に記載した。
 しかし、平田指導主事は、電話にでた山下某の所属を聞いていない。山下某による回答と矛盾するフジ住宅内部資料(3月23日の教育子ども委員会で、江川共産党議員が配布した育鵬社とフジ住宅のアンケートに関するやりとりのメール)については認識していたが、それについては問いただしていない。平田指導主事は、この2点について「いい加減な聞き取りだった」ことを認めた。

◇平田指導主事は、育鵬社への聞き取りについてメモを作っている。現時点では情報公開されていないが、メモを事務局内で共有することにより、公文書として公開する方向で調整することを確認。

3.大阪市教委による市教委内部への調査について

◇市教委報告(5/19教育子ども委員会などに提出)は、市教委事務局職員へはヒアリングを行っているが、教育委員や選定委員にはヒアリングを行っていなかった。2月25日の教育委員協議会で、事務局から教育委員に「大阪市では教科書アンケートを重視」との情報を流したかどうか問い合わせたが、申し出がなかったのでヒアリングをしなかったとのこと。

◇市教委事務局の職員にだけヒアリングをする、教育委員や選定委員に対しては行わない、との調査方法を裁可したのは山本教育長であった(教育次長も同席)。

4.育鵬社への賛否数を集約した方法について

◇教科書アンケートを集計したのは、教育委員会事務局中学校担当の5人(平田、田中、関屋、西脇、西田)。重複投票があることについて、平田指導主事は「あっ、似てるなと思ったが、組織的動員とは思いもしなかった。こんなにも関心が高いのかと思った。」と発言。平田指導主事は、アンケートの自由記述部分全部に目を通していない。田中指導主事が「似ているアンケートが多い」ことに気がつき、集計担当責任の平田指導主事に相談したところ、平田主事は「どれも1票と数えるように」指示した。

◇育鵬社の賛否数を集約する方法は、平田指導主事の指示で行った。

◇育鵬社の賛否を集計するようにとの指示はなかった。

◇他地域のアンケートに関する調査では、特定の会社に関して賛否数を集計した地域はなかった。

◇平田指導主事は、集計時点では「問題なし」と思っていた。現時点では「課題がなかったとは思わない」と発言。

5.フジ住宅への調査について

◇大阪市教委は、全く行っていないと回答した。



スポンサーサイト
プロフィール

子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会

Author:子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カウンター
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
リンク